16歳の「信じる」に、頭をガツンと殴られた。
突然、こんな質問をされたら
なんて答えるだろうか?
「あなたは従業員のことを信じていますか?」
ーえぇ、もちろん。
(そうじゃなきゃ仕事を任せられないでしょう)
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「では、従業員に裏切られたことはありますか?」
ーあ~ありますね。
期待してたし
信頼してたんですが、
まさかという感じでした。
・・とまぁ、さしずめこんな感じではなかろうか。
先日、芦田愛菜ちゃんの「信じる」発言が
yahooのトップニュースを飾った。
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主演映画「星の子」の完成報告イベントで
「信じる」について質問されたとき、
彼女のコメントがあまりに秀逸だったからだ。
16歳の語る見解にぜひふれていただきたい。
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「その人のことを信じようと思います」とは
その人自身を
信じているのではなく、
自分が理想とする人物像に
期待してしまっている
ことなのかな。
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裏切られたとか期待していたのに
とか言うけれど、
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その人が
裏切ったわけではなく、
その人の
見えなかった部分が
見えただけ。
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それもその人なんだと
受け止められる、
揺るがない自分がいることが
「信じられる」ってことだと思う。
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揺るがない自分の軸を持つことは
難しいからこそ、
人は「信じる」と口に出し、
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不安な自分がいるからこそ、
成功した自分や理想の人物像に
すがりたいんじゃないかな。
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私は自分が恥ずかしかった。
「裏切られた」って言葉は、完全に被害者意識。
自分は悪くない!
という前提に立った言葉じゃないか。汗
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なにより大切なのは、
「それもその人だった」と
受け止められる
揺るがない自分になる。
そんな器も覚悟もないうちは、
信じるなんて軽々しく言う資格はないー。
そう教えられた気がした。
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もう一度、ここで問いたい。
「あなたは従業員を信じていますか?」